●第8回学習会が開催されました。
日時:11月29日(金)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
テーマ:
持続可能な社会を考える
「廃棄物と3R(リデュース・リユース・リサイクル)」講師:宮澤 信さん
11月29日(金)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第8回の学習会が開催されました。今回は廃棄物と3Rについての現状と問題点などについて学びました。
いつもはあまり気にとめていない、むしろ日々の生活の中では無頓着になりがちな「下水」についての話は、生活の反省材料になりました。松本市のゴミ処理の現状を学びながら、浮き彫りにされた「大量の税金を使って、燃やすことを前提に処分ゴミの量を増やし続ける」政策の矛盾を強く感じました(全国的にはゴミ処理に2兆円の税金をつぎ込んでいる)。
埋め立てゴミの半分は可燃ゴミの焼却灰だという事実。分別プラスチックのほとんどが燃料にされている事実。単一材料のみのプラスチックだとリサイクルできるが、混ざったり、もともと複合材料のプラスチックだとリサイクルしにくいことなど、分別の意識と実行次第で倍以上のプラスチックゴミがリサイクルで蘇ることを学び、行政と市民の意識改革こそが生活ゴミ処理問題解決の糸口につながるような気がします。
いろいろな種類の実際の分別プラスチックを見ながらの、講義後の参加者でのディスカッションは、感想や多くの疑問が飛び交い、各人の想いを率直にぶつけ合えた充実したものでした。
【宮澤さんのレジュメはこちら】
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)
●第7回学習会が開催されました。
日時:10月29日(火)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
テーマ:
持続可能な社会を考える
「エネルギー政策を考える」講師:宮澤 信さん
10月29日(火)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第7回の学習会が開催されました。今回は持続可能な社会を考えるという大きなテーマの中で「エネルギー政策」についての現状、今後の動き、そして問題点などについて学びました、「政策の動向をきちんと知っておかないといけないな」と、考えさせられる学習会でした。たくさんのエネルギー問題などを宮澤さんに教授してもらった後、参加者でいろいろな意見交換もできて有意義な90分でした。
3.11で変化をもとめた多数の声は、経済至上主義の自民党政権が進める原発推進の彼方にかき消されそうな感じがします。が、宮澤さんが最後に話された、生き方やくらし方の転換で「省エネではなく小エネ」の心が豊かな生活を小さなコミュニティで実践していければいいなと思った学習会でした。
【宮澤さんのレジュメはこちら】
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)
体育館内ブースではパネル展示、発電体験をはじめ、ロケットストーブを展示。屋外では、ぼくらの学校でも好評でしたMOKUBAの会製作の「発電屋台」も展示。手作りのロケットストーブや小型ウッドガスストーブを実演し、たくさんの来場者のみなさんの注目をあびました。
大勢の来場者で溢れる屋内ブースでは、発電体験の「発電エアロバイク」が、子どもたちに大人気。電気の大切さをカラダで体感です。
一方、平島代表はロケットストーブの説明に大忙し。喉が痛くなるほどロケットストーブについて語った2日間だったようです。
※詳しくはhttp://nikohaus.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-b9d8.html
火を囲み、子どもたちの笑顔があふれるナチュラルなくらしが広がるといいですね。
(レポート文・写真:広報チーム 渡辺)
エネットまつもとは屋内では他の6つの環境系グループとともに展示・体験などで出展するとともに、屋外においてもMOKUBAの会が「発電屋台」の完成をお披露目、実演展示しました。屋内はひっきりなしに親子が訪れ、屋外では通りかかった人たちの関心をわしづかみにしていました。
※発電屋台の詳しい情報はMOKUBAの会ブログでご覧ください。
屋内展示の目玉は何と言っても「発電エアロバイク」。エアロバイクをこぎまくる子どもたちの電球がついたときの笑顔が印象的でした。簡単発電のLEDと汗かき発電の60V白熱電球の発電に使う力の差をしっかりからだで体験できたようです。
展示だけでしたがロケットストーブにもかなりの人たちが興味津々。火を囲むナチュラルなくらしがもっと広がるといいですね。
また、「学校」の授業時間もあり、理科の授業を担当しました。
「ぼくらが作るエネルギー」というテーマの45分間の授業、生徒(受講者)は少なめでしたが、みなさん熱心に聞いてくださいました。
(レポート文:平島、渡辺 写真:広報チーム山本・渡辺)
●第6回学習会が開催されました。
日時:9月27日(金)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
テーマ:
1.「持続可能な社会を考える(生態循環・農業循環・都市と環境循環)」講師:宮澤 信さん
2.「太陽電池の廃棄物問題」 講師:宮澤 信さん
9月27日(金)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第6回の学習会が開催されました。今回は持続可能な社会を考える継続学習と自然エネルギーの問題点について考える第1弾「太陽電池の廃棄物問題」について宮澤さんからいろいろ教えていただきました。
1部は循環から持続可能社会を考えました。炭素循環は一般的な話題やニュースにもあがりますが、大切な窒素循環はあまり広く知られていない話題。食料問題を考える上での窒素循環の重要性を学びました。また特に循環にとって海の重要性をつくづく考えさせられました。
2部は自然エネルギーが抱える問題についてです。第1弾は「太陽電池の廃棄物問題」。シリコン系、化合物系、有機系のパネルがあることを知り、化合物系では有害(毒)物質が使われていてパネルの廃棄問題が将来起こることを、きちんと知ることができて有意義な学習会でした。
【宮澤さんのレジュメはこちら】
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)