11/27(火)、松本市主催、松本商工会議所共催で、「温暖化対策ビジネスフォーラムinまつもと」が信毎メディアガーデンで開催されました。
基調講演、トークセッション、トークショーやミニコンサートなど市民の皆さんにも参加してもらえるような盛りだくさんの内容です。
基調講演では、東京大学の松本真由美先生(客員准教授)より、世界の状況と企業の取り組み、国の取り組み・事業支援について解説をいただき、今がビジネスのチャンスであることを再認識できました。
(文・写真 渡辺 勉)
●2018年度・第8回学習会
日時:2018年11月26日(月)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
テーマ:『IPCC 1.5度特別報告書を読み解く』
担当講師:平島安人さん(エネットまつもと代表)
今回の学習テーマは「IPCC 1.5度特別報告書を読み解く」。IPCCは、10月初めに韓国で開催した総会で「1.5度特別報告書」を承認し、10/8に発表しました。
IPCCとは何か。2度上昇と1.5度上昇では何がどのくらい異なるのか、そもそもなぜこの報告書を作ったのか、1.5度上昇に抑えるには何が必要なのか、報告書を受けて海外はどのように動いたのか。日本はどうなのか。など1.5度報告書の内容と周辺情報を、報告書執筆者や総会出席者から執筆者が伺った話も取り混ぜながら、わかりやすく解説してもらいました。
何度聞いても、人類は取り返しの付かない地点に向かって経済発展をしているんだな。とつくづく思います。
★詳しくは、下記pdfをご覧ください。
(レポート文・写真 渡辺 勉)
11/23(祝)、信州自遊塾主催、長野県日独協会共催、エネットまつもと協力で「環境・自然エネルギー・原発 ドイツは? 日本は? 」講座が、松本市大手公民館で開催されました。
全体のコーディネーターは信州自遊塾塾長・松本猛さん。第1部講演に立命館大学経営学部教授のラウパッハ・スミヤ・ヨークさんの「ドイツにおけるエネルギー政策-その経緯と日本との違い」、第2部は、前記のお二人と、NPO法人上田市民エネルギー理事で自らソーラーシェアリング実践中の合原亮一さん、信州大学人文学部准教授で自然エネルギーをテーマとした社会学の第一人者の茅野恒秀さんによる4人でのトークセッション。内容の濃い2時間半のイベントでした。
1部のラウパッハ先生は、とても分かりやすくドイツと日本のエネルギー政策の違いを説明していただきました。脱原発を国民の納得の上で進行しているドイツの政策につても納得な感じです。また、ドイツの公社シュタットベルケもきちんと理解でき、多くの気づきのある講義でした。80名を超える参加者で埋まった公民館の大会議室。皆さん熱心に話しに聞き入っていました。
2部では、茅野先生から日本と長野県の自然エネルギー普及状況や取り組みの紹介、合原さんからはNPO法人上田市民エネルギー設立の苦労話などの実践者の貴重な話をお聞きし、事前にいただいた質問も含め4名でディスカッションを展開。熱く語るラウパッハ先生には、会場から拍手も上がる充実のトークセッションでした。
ドイツのアクションや考え方を知ることで、日本の課題や私たちが取り組まなければいけない行動について、たくさん考えることができたイベントだったと思います。
(文・写真 渡辺 勉)
11/4(日)、第2回目となる「信州自然エネルギーマルシェ2018」が昨年と同じく諏訪市の鴨池川エナジーパークで開催されました。主催は岡谷酸素株式会社・自然エネルギー信州ネット・自然エネルギー信州ネットSUWA。エネットまつもとは「マイロケットストーブ作り」ワークショップでの参加です。
朝早めからの開催でしたが、天候にも恵まれ、親子連れを中心に100人以上の来場者がいろいろなWS等に参加するなどして楽しんでいました。今年も複数のテレビ局の取材が入り、話題性は十分。
ソーラーで動くバッタ、自転車発電vsソーラー発電のミニ電車対決、火きり棒の火おこし体験は子どもたちに人気のブース。カヤック体験もなかなか楽しそうでした。ソーラーシェアリングの実物パネル、自作太陽熱温水器、ペレットストーブなどの実演・展示も。優れもものペレットピザ釜で焼くりんごピザは美味しくて大人気でした!
「マイロケットストーブ作り」ワークショップには、親子、ご夫婦など4組7名の参加。最初、ロケットストーブのしくみの解説や着火のやり方の実演を行ってから製作開始!みなさん途中からは作業にも慣れ和気あいあいの楽しいワークショップとなりました。
来年は来場者以上に参加・出展者の増加を期待したいです。
(文・写真 渡辺 勉)
●2018年度・第7回学習会
日時:2018年10月19日(月)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
テーマ:
『山(森)と社会をつなぐことで生まれる循環、その循環の必要性』-ソマミチが目指すもの-
担当講師:原 薫さん(株式会社柳沢林業・代表取締役)
今回の学習テーマは「山(森)と社会をつなぐことで生まれる循環、その循環の必要性-ソマミチが目指すもの-」。講師に、株式会社柳沢林業・代表取締役で一般社団法人ソマミチの代表・原薫さんをむかえて、山が基準『ソマのミチから、始める暮らし。』についてお話を聞きました。
杣(ソマ)とは、古代・中世の日本で国家や貴族・寺社が所有した山林のことであり、その杣から切り出された木材のことをいい、近代では林業従事者のことを杣と呼ぶようになったそうです。
そんな、杣が手を入れ、暮らしに活用してきた山の恵み。その恵みの循環を守ってきた先人からのつながりを今こそ大切に、社会のなかに組み入れたいと活動が始まった「ソマミチプロジェクト」は、林業、製材業、家具制作・設計・建築業といった木に関わる多様な人々によって生まれ、今は、活動を定着させるため一般社団法人化して、「木を使う社会の仕組みをつくる。」を合い言葉にいろいろな活動・取り組みを行っている話を原さんから伺いました。
エネットまつもとと共通の理念「(地域に)あるものを活かすくらし」そこから生まれる豊かなコミュニティの話は、まったく共感するものでした。
後半にはソマミチの5つのビジョンを参加者で共有しました。
【1】経済のリデザイン
林業を通じて、地域経済の自立的発展を促します。
【2】シェアフォレスト
森の恵みを享受できる共有参画の輪を広げます。
【3】ソマミチコミュニティづくり
多世代交流と他地域交流の拠点を作ります。
【4】カスケード利用
山の恵を余すことなく活かします。
【5】ライフスタイルの提案
杣の道に繋がるライフスタイルを提案します。
活かし生かされ、与えたものが還ってくる循環、いのちのつならりでできあがっている全体の循環と調和について、再認識できた学習会です。
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)